こんにちは!Homii運営事務局の関根です。
今回は、『Homii ホストファミリー体験談シリーズ!』
実際にHomiiでホームステイをした方々の、最高に心温まる体験をお届けしちゃいます!
Homiiで初めてホストファミリーに挑戦したホストさんが、
ゲストと仲良くなりすぎて、今度はホームステイゲストとしてゲストの母国 インドに遊びに行っちゃった!?
そんな不思議で奇跡のような、あきこさん&ヤシュのホームステイ体験談の後編です。
前回までのあらすじ
<ホストプロフィール>
お名前 : あきこさん(仮名・写真左)
ホストファミリー経験 : 初めて
普段の生活 : お仕事をされているので家にいない時間もある。一人暮らし。
<ゲストプロフィール>
お名前 : ヤシュくん(仮名・写真右)
ホームステイ経験 : 初めて
国籍 : インド
来日目的 : 学生だが、休学して日本の会社で短期のインターンをするために来日。3ヶ月の日本でのホームステイを終えて帰国。
ホスト・ゲストとして、お互い初めてのホームステイ生活3ヶ月を終えた二人。
前回のお話では、そんな二人が涙ながらに日本でお別れをしたところまでをお届けしました!
さて、あきこさんとヤシュくんがインドで再開を果たすまではどんな道のりがあったのでしょうか??
途切れなかった二人の絆
彼が帰国した後は、どのように連絡を取り合っていたんでしょうか?
週に一度は、ヤシュの家族と顔を合わせながら一時間くらいのビデオ通話をしていたわね〜
ホームステイ終了後も、お互いのことを思い合う絆が生まれていて感動です(涙)
そんな話の流れで、ヤシュの学校の授業が落ち着いた2月にインドに旅行することになったの!
嬉しいことに、ヤシュは私のインド訪問が決まると1月の半ばから「あと20日、19日・・・」と毎日カウントダウンをしてくれてたのよ。
ヤシュくんは、あきこさんの訪問が決まった日から毎日LINEアプリのタイムラインにカウントダウンの投稿をしていたそうです!
遠足の日に向けて、カレンダーを数える子供のようなお茶目さが彼の良いところですね(笑)
いざ、インドでホームステイゲスト体験!
そんなこんなで、二人がお別れをして約4ヶ月後。
あきこさんはインド 約10日間の旅に出発しました。
あきこさんが訪れたヤシュくんの故郷は、南インドのバンガロールという都市。
北部の都市デリーや中部のムンバイと比べて、日本人にはあまり馴染みのない都市かもしれませんが、実はインド有数の大都会です。
インドで最も自由の都市と言われ、ITなどの外資系大手が参入したり、人々の性格も温厚で世界に開けた都市なんです!
とはいえ、初めてのインドは未知の世界。少しばかりの不安を抱えるあきこさんでしたが、ヤシュくんが空港まで迎えに来てくれて、それ以降は全く怖さや不安は感じなかったそうです。
インドに到着したあきこさんは、ヤシュくんのおうちでホームステイ生活を送ることになります!
インドの日常生活、私たちにも想像がつかないですよね??
おうちも大きいし、ベッドもキングサイズだし、ヤシュのおうちでゲストとして過ごして不便さを感じることはあまりなかったわ。トイレの紙がないのは最初困ったけど。。。(笑)
でも何より、ヤシュファミリーはわたしのことをとっても暖かく迎えてくれたの!初めての国でそこまで快適に過ごせたのも、最高のホストファミリーのおかげよね!
あきこさんがインドに到着した日には、ヤシュのお母さんはもちろん、なんとヤシュファミリーの親戚一同が大集合してウェルカムパーティーを開いてくれました!!
パーティーの規模とおもてなしの気持ちまでビッグサイズ!!!
ヤシュくんのお母さんはとっても料理上手!
あきこさんにたくさんの郷土料理を振る舞ってくれたそうですが、何も言わずともあきこさんに合わせて辛すぎないように味を調節してくれていたそうです。
あきこさんが日本で、ヤシュくんのことを思ってベジタリアンの料理を用意したように、
ヤシュマミーも自然とゲストのことを心遣ってくれる、
そんなホストファミリーの暖かさを自分もゲストになってみて身にしみて感じた とあきこさんは語ってくれました。
和食というものは、ベジタリアンの食事スタイルととっても相性が良いらしく(昆布だしはベジタリアンもOKですね!)
カッパ巻き(きゅうりの巻寿司)、お好み焼き、チーズ鍋など
あきこさんもインドで日本の料理づくりにたくさんトライしました!
短い期間でしたが、あきこさんはヤシュマミーともお互いに料理を教え合いながら絆を深めていったのでした。
インドでこれはびっくり!体験談
あきこさんのインド10日間の旅ですが、その期間では足りないくらい濃密な体験をされたようですよ??
その日の帰りの地下鉄でね、急にどこからか日本語で話しかけられたの!!
昔日本で働いたことがあったそうで・・・電車の中で日本語と英語交じりで会話する私たちの様子に、嬉しくなって思わず話しかけてくれたそう!
電車に乗っているつかの間だけど、三人で楽しく日本の思い出話をしてお別れしました〜
知らない国で急に馴染みの日本語が聞こえてきたら、私でもびっくりするだろうなと思います(笑)
あきこさんにとっては、とっても不思議だけどより一層インドに運命を感じた体験だったそうです。
ヤシュのお家から車で約3時間、目指すはジャイナ教の聖地マイソールという都市。
そこは、いわば日本の仏教で言う東大寺のような場所ね。彼らにとって大切な信仰の地でした。
そんな場所に案内してもらえることは、ヤシュの本当の故郷に触れることができたようで、とても幸せなことでしたよ。
ヤシュファミリーはあきこさんが来たら絶対に案内したい!!と張り切って旅行の準備をしてくれていたそうです。
そして人が本当に多いこと!
そしてそして、びっくりしたのが、なんでも無いのに町の人からたくさん写真を撮られました!日本人は珍しいのかしら?女優さんになったような気分でしたよ(笑)
更にあきこさんが感じたことが、インドの人の親切さだそうです。
ある日、朝早い時間にヤシュと公園を散歩していたときのこと。
これは大変!急にトイレに行きたくなってしまったあきこさん!
ヤシュと一緒に探していたところ、二人の会話に聞き耳を立てていたのか、知らないおじいさんが「あっちにあるよ!」と教えてくれたそうです😳
現代の日本では寂しいことに、周りの人に気を配る姿勢であったり、地域の暖かさは希薄になりつつありますね・・・。
インドでは知らない人が道を教えてくれたり、助けてくれたりもよくあるそうで、あきこさんはここインドに「昭和の日本のぬくもり」に近いものを感じたそうですよ😊
「ホスト」から「ゲスト」になって感じた思いとは
ヤシュマミーは、「飛行機の日程を伸ばしなさい!もっとインドにいなさい!!」と言ってくれて、私も飛行機の都合がつけば本当にそうしようと思ったくらいだったわ(笑)
あきこさんがゲストとして滞在し、感じたことは、ホームステイや海外滞在をして観光地を回ったりイベントに参加したりすることももちろん楽しいけれど、
今度滞在したときには、「もっとホストとゲストでお互いに料理を教え合ったりとか、おうちでその土地の日常の暮らしを楽しんだりする時間をたくさん持ちたい」とのことでした。
これは意外にも、Homiiでホームステイを終えたたくさんのホスト・ゲストから聞く意見で、「ホームステイで一番の思い出はなんですか?」と質問すると、ゲストとしての枠を超え「まるで本物の家族のように過ごした経験」だと答えが返ってきます。
前編でも書きましたが、ホームステイに特別なおもてなしは必要ありません。
それよりも、”日常生活の中に家族同然の存在として迎え入れること” これがゲストにとっては何より大切な経験になるのではないかと思います。
でも、近いうちに必ずまた遊びに行こうと思っていますよ!
あきこさんとヤシュくんは、帰国後も毎日連絡を取り合っています。
時々、テレビ電話をつないでお話もするそうです。
また、こんな時期だからこそ、お互いの国のロックダウンやコロナウイルスの被害の拡大の様子を気にかけているようでした。
あきこさんは私に、「コロナウイルスの流行という危機だからこそ、顔の色や言葉の壁を超えて、人々が手を取り合って平和を実現させようと前に進む時が来たんだと思います」と、希望を語ってくれました。
もっと当たり前のように人が人を受け入れる時代が来るように、ホームステイが人と人とをつなぐきっかけになったらと、
我々スタッフ一同、もっともっとHomiiホームステイサービスの輪を広げていきたいと思っています!
あきこさん、素敵な思い出と体験のお話をお聞かせいただきありがとうございました😊
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お話し好きなスタッフがお待ちしております!笑