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【外国人ゲスト向け】日本へ海外送金をするおすすめの方法3選

ホームステイしている外国人ゲストが母国から追加の資金を日本へ送りたいけどどうしたらいい?

外貨を日本円に両替する場合、金額の大きさにもよりますが利用するサービスによって金額が変わってきます。

かつては銀行送金しか選択肢の無かった時代から、今ではバラエティーに富んだオンラインの送金サービスが乱立する時代へと変化しています。

この記事では外国人ゲストが海外送金をする際に損しない方法を紹介していきます。

・日本へ海外送金するおすすめの方法

それでは早速みていきましょう。

日本への海外送金について完全英語版の記事はこちら▼▼

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日本へ海外送金する方法

普段生活をしている中で外貨を日本へ送金する機会ってなかなかないですよね。

まずは日本へ海外送金をする一般的な方法についてみていきましょう。

・外貨を持参(日本で両替する)
– bring foreign currency (exchange it in Japan)
・日本円の現金を持参(自国で両替していく)
– bring JPY (after exchanging it in your home country)
・日本で使えるクレジットカード
– a credit card that can be used in Japan
・トラベラーズチェック
– a traveller’s cheque
・トラベルマネーカード(インターナショナル用のプリペイドカード)
– a travel money card (a private card that can be used internationally)
・銀行送金
– bank remittance
・オンラインの国際送金サービス
– online overseas remittance services

銀行送金以外にも、いろいろな方法がありますね。

日本滞在に必要な資金を海外から現金で持ち込むのは100万円相当額が法定限度です。

そのため、それ以上の額を持ち込む外国人ゲストは送金サービスを利用する必要があります。

様々な送金サービスがありますが、トラベラーズチェックは日本でも換金場所が縮小傾向にあり、利便性が高いとはいえません。

また、必要な額だけ自国通貨をチャージして旅先の国で使えるプリペイド式のトラベルマネーカードは、Travelexのキャッシュパスポートが有名ですが、レートや手数料の面ではあまり効率的ではないため、

まとまった額の国際送金が必要であれば、オンラインの国際送金サービスがおすすめです。

国際送金サービスは、例えばドルの送金依頼をして円で受け取るといった、送金+両替を同時に実現してくれる便利なサービスです。

世界中にさまざまな国際送金サービスがありますが、どのサービスを利用するか決定するために比較すべきポイントは以下の4点です

・換金レート – exchange rate
・手数料 – processing fee
・送金にかかる時間 – time taken to remit
・利用しやすさ – ease of use

この4点以外にも、自国の通貨から日本円への送金を受け付けているサービスかどうかも考慮する必要があります。

とはいえ、メジャーな国際送金サービスは多くの通貨に対応し、安定したインターネット環境があれば使うことができます。

Transferwise – トランスファーワイズ

トランスファーワイズはあのSKYPE(スカイプ)の創業メンバーのTaavetさんが立ち上げたサービスです。

世界に300万人超のユーザーを有し、月間数千億円にのぼるユーザーの資金移動ニーズを満たすフィンテックサービスを展開しており、従業員数1,000名を超えるいわゆる「ユニコーン企業」の一社として急成長しています。

40以上の通貨の国際送金が可能なトランスファーワイズは、日本への送金にも利用可能です。

たとえばAさんが米国から日本へ10万円分の米ドルを送金したい場合、トランスファーワイズに登録し依頼すれば、彼らは日本から米国に10万円分を送金したい別のユーザーを見つけてマッチングし、Aさんの送金に振り替えてくれます。

つまり、Aさんがアメリカの銀行口座からアメリカのトランスファーワイズの銀行口座にお金を振り込むと、別のユーザーが日本のトランスファーワイズの銀行口座に振り込んだお金が、Aさんの日本の銀行口座に振り込まれるという仕組みです。

この「実は国と国の間ではお金が移動していない」手法により、トランスファーワイズは国際送金サービスの手数料を送金額の0.5〜1%に抑えることに成功しています。

換金レートに手数料は加算されず、国際為替相場そのままのレートでお得に国際送金ができます。

なお、トランスファーワイズのボーダレス口座のサービスは、まだ日本円には対応していないため注意が必要です。

●トランスファーワイズの詳細<Details about Transferwise>
換金レート:為替レートと同じ(手数料が上乗せされていない)
手数料:0.5〜1% – processing fee: 0.5~1%
送金にかかる時間:入金確認から1〜2営業日
利用しやすさ:登録、本人確認、送金を全てオンラインで完結でき、手続きにかかる時間も短い。最小送金額の制限なし、上限額は国によるが150万USD程度。

トランスファーワイズ公式サイト https://transferwise.com/

OFX – 1万ドル以上の送金は手数料無料

オーストラリアのノンバンク系金融機関OFXによる国際送金サービスは、55種類の通貨の国際送金に対応しています。

OFXの特徴は何といっても、1万AUD相当以上の送金の場合、手数料が無料になることです。

大きい金額を送金したい人にとっては見逃せないサービスといえるでしょう。送金の最低利用額は250ドルと定められていますが、上限はありません。

OFXの換金レートも国際為替相場と同じ設定なので、レートへの手数料の上乗せはありません。

オーストラリアの株式市場(ASX)にも上場している会社なので、消費者からの信頼も厚く、利用者の多いサービスです。

●OFXの詳細<Details about OFX>
換金レート:為替レートと同じ(手数料が上乗せされていない)
手数料:15ドル(ただし1万AUD以上の送金では無料)
送金にかかる時間:入金確認から1〜2営業日
利用しやすさ:登録、本人確認、送金を全てオンラインで完結できるが、送金時に確認の電話がかかってくる。手続きは簡単。最小送金額は250ドル

OFX公式サイト https://www.ofx.com/

XE Money Transfer – 約60の通貨に対応する、5スターのサービス

世界170カ国で利用でき、約60種類の通貨の国際送金に対応しているXE。

レーティングサイトTrustpilotでも5スターを獲得しているなど、消費者からの信頼の厚いサービスです。

最小送金額の制限はなく、しかも2019年3月現在、国際送金の手数料が無料なのです。

無料期間がいつまでかは未定のようですが、換金レートも国際為替相場そのままでお得なので、登録してみる価値は大いにあります。

ただし、クレジットカードでの入金はできないことがデメリットです。

●XE Money Transferの詳細<Details about XE Money Transfer>
換金レート:為替レートと同じ(手数料が上乗せされていない)
手数料:2019年3月現在、無料。
送金にかかる時間:入金確認から1〜3営業日
利用しやすさ:登録、本人確認、送金を全てオンラインで完結できる。手続きは簡単。最大送金額は50万USD相当額

XE Money Transfer公式サイト https://www.xe.com/

以上3つの国際送金サービスは、いずれも送金元の国と日本の銀行口座間で利用できます。

まだ送金先の銀行口座が決まっていない場合も、あらかじめ渡航前に各サービスのアカウントだけ作っておくことも可能です。

あなたのクレジットカードは日本で使えるか?

外国人ゲストが自国で作ったクレジットカードを持っていけば、日本でも指定のATMでキャッシングによって日本円を引きせる場合があります。

換金レートや手数料はカード会社によって異なりますが、短期滞在の場合や、国際送金サービスの手続きをする時間がない急なニーズに役立ちます。

ただし、海外での利用に対応したクレジットカードであっても、渡航前に必ずカード会社に問い合わせをしておくことをお勧めします。

なぜなら、最近多くのカード会社は不正利用を避けるためクレジットカードの海外利用をロックしており、事前に海外利用の申し出をしないとロックが解除されず、キャッシングだけでなく買い物にも使うことができないケースがあります。

加えて、海外でのキャッシング限度額も事前に確認しておいてください。

日本滞在が決定したら、国際送金サービスの登録とクレジットカードの海外利用の問い合わせは早めに済ませておくと安心です。

まとめ

外国人ゲストは意外に海外送金問題で困っていたり、あまりお得ではない方法で送金していることがあるため、ゲストに情報を共有してあげると喜ばれるかもしれません!

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